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BMC Judgeを終えて 2

だいぶ開いてしまいましたね。
結果的にBMCは優勝でした。4連覇ですか。来年も後輩たちにはがんばってもらいたいですね。
スコアシートはまだしっかり見てないんですが、、、
まあそれはまたあとで。

今回は競技当日のことについて触れたいと思います。

10時スタートの予定が、会場トラブルで1時間遅らせてのスタート。
結果的に一番広い講堂で見ることができてよかったですね。
しかもちゃっかりど真ん中。

正直、ただ見ているだけなのにものすっごく緊張しました。
30分間ずっと、英語・スライド・論理展開などなどいろいろ気を配って集中し続けるってのはなかなか・・・
やってみるとわかりますが、疲れます。
MEMOも結構とったかもしれませんがね。

英語は一応自分の知識の範囲内で、明らかにおかしいアクセントや発音があったりしたら減点しました。
部内のスピーチ指導とかしてた経験が生きましたね。
regulateは第1音節にアクセントですよね。

内容は・・・正直甘く採点しまった、と反省しております。
でも一応きっちり作っておいた採点基準に基づいてやったので、一貫性はあります。
いくつか気になった点がありますので挙げますと、

■ プレゼンの展望

 プレゼンが、あるテーマのどの部分に焦点を絞って行われるか、ということが最初に示せているか。
これは割りと厳しく見ました。
いったい何を中心にしゃべってるんだろう・・・というのがいつまでたってもわからない、
後のほうになって、ああもしかしてこの辺が一番いいたいことなのかなぁ、
などなど。
最初に明確に示せていれば、あとの個々のパートを聞いているときもきっちり位置づけができて、安心して聴ける。

たとえば、

epigeneticsという概念と癌との関係について述べます。

というより、

epigeneticsという概念が、癌の初期発生に関わるということを述べます。

とか、

epigenetics異常が癌の初期発生、特に癌幹細胞の発生に寄与するという点について着目し、そのメカニズムについて白血病を例に挙げながら、新規治療法の可能性について検討します。

などのほうが、プレゼンの着眼点がわかりやすくないですか?

わかりやすいですよね。

特に、タイトルのつけ方というのは非常に重要です。
「癌とエピジェネティクス」
よりも、
「癌幹細胞におけるエピジェネティクス異常」
などのほうがよりfocusedな展望が見えますよね。

タイトルも一工夫です。


■ 焦点

 上で述べたことと関連しますが、一番重きを置くべきところが、まだ軽いということ。
聴衆の知識レベルを考えると、基礎事項をきっちり説明するのも重要かと思います。
やはり現状の問題点などを明らかにしないと、新規治療の必要性や重要性もみえてきませんし。
しかし、一番大事であろう新規治療法・メカニズムの検討が少ないと、消化不良に終わってしまいます。
現時点まででわかっていることや、今後の課題などがはっきり示されないままEndingに入られてもちょっと。
もっとメインディッシュに分量割こうね、という話。


■ ストーリー性

 30分もかけて発表できる機会ってのはそうそうありません。
そこで、せっかく長い時間をかけて、せっかく聴いてくれる聴衆のことを考えると、
何かハッとするものや、メッセージ性のあるものがないといけません。
そのテーマがどれだけの重要性があるか、その概念の登場によって何が変わるのか、
将来性はどうか、理想は、などなど。
魅力的な物語を語ってほしいですね。


■ エビデンス

 あるひとつの実験論文がプレゼンの大半を占める。ってのはどうなんでしょうか。
BMCとはこうあるべきだ、なんていうのは人によりますし、わかりませんが。
自分たちが行った研究ではないので、できれば多角的なものの見方をしてほしい、というのは確かですね。




内容については、まぁこんなとこで。
あと一番問題だったのが質疑応答ですね。

・質問内容の確認
 相手の知りたいことをしっかり確認する、ってのは基本的ですが一番大事ですね。

・回答の量
 まずは短く答える。The answer is YES (or NO, I don't know.)
 よくわからないときにフォローをするのも必要だが、冗長になって意味不明になるのは最悪。
 やっぱり短くリズムよく。

・基礎事項
 今回は難しい質問の合間に、簡単な質問もありました。
 
 その抗体はヒト化抗体?キメラ抗体?
 ヒト化抗体、って意味わかる?
 CD34陽性細胞って、どうやって集めるの?
 ユークロマチンとヘテロクロマチンって実験的にはどうやって区別するの?
 
 正直、勘弁してやってください。ってレベルのもありましたが。基本を押さえるのも大切だね!

・問題点の把握
 内容のほうにも関わってくるんですが、紹介した新規治療の問題点はきっちり把握しておかないと。
 あと、分子メカニズムも、どこまでわかっているかということを短く説明するのも重要。
 ついでにさらっと新規治療の良さをアピールすることもできたら、おいしいですね。

・本質の把握
 その大学がどれだけ労力をかけてプレパしてきたか、というのはQAで一番見てとれます。
自分のテーマが持つ意味を本質から理解していないと、すらすら答えることができません。
BMCは所詮人の論文の寄せ集め、といわれるかもしれませんが、
人の論文をどれだけ「自分たちのものにできるか」というのが、案外難しいとこなのであります。
よってQAの配点増加を望みます。こっそりと。



プレゼンについてのコメントはここまで。

あとはジャッジについて。

まず、質問が少なすぎる・・・・・・。

一回も質問しない人もいたのですが、もったいなくないですかね。
何ヶ月もかけて必死に準備してきた競技参加者たちに敬意を表して、
ジャッジにできることといえば公正に評価・採点することやコメントを書くことなどもそうですが、
やはりたくさん質問をすること、ディスカッションをすること、が何よりありがたいのではないでしょうか。

自分も競技参加してたころに思いましたが、厳しい質問されると確かにしんどいですが、
いっぱい突っ込んでくれて議論ができると、しっかりリサーチした甲斐があるというものです。

時には4つくらい質問してビクビクさせたかもしれませんが、まぁこれが伝統?なので・・・。
そのへんは許してくださーい!(笑)



なんかまた長くなってしまったので、各プレゼンのテーマについての医学的考察は次回。

さてこの連載(?)いつまで続くんでしょうか。需要あるかわからんし。まいっか。


ではまた!!
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